夕方、テレビを見ていて、除草剤のCMが流れてきました。
「あー、これから暑くなってくると草刈りが大変な時期だよね~…。」とかなんとか言いながら見ていましたが、ふと、「そう言えば、タチの悪い外来の雑草に、ワルナスビってのがあったなぁ。」と思い出しました。
確か、去年か一昨年くらいに、隣の自治体でこれがあちこちで繁殖していて、手を焼いている…みたいなニュースがありました。「ワルナスビ」っていう名前がかなりインパクトが強くて覚えていたんです。
その時は、「ワルナスビたなんて、何だかRPGのザコキャラみたいなネーミングだなー(笑)」と軽く考えていたんですが…。

本当に「ワル」らしい。
でも、笑い事じゃないみたいなんですよ。思い出したついでに、今日改めて調べてみました。
「ワルナスビ」
茎や葉に鋭いとげが多い。種子が家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がる地下茎を張ってよく繁茂する。耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまう。また除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。
Wikipediaより引用。
花は白または淡青色で同科のナスやジャガイモに似ており、春から秋まで咲き続ける。果実は球形で黄色く熟しプチトマトに似るが、全草がソラニンを含み有毒であるため食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。
和名は、これらのたちが悪い生態により付けられた[3]。英語でも「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil’s tomato (悪魔のトマト)」などの悪名で呼ばれている。
外来生物法により要注意外来生物に指定されている。
ワルナスビの花 ワルナスビの実
画像はWikipediaより引用
見つけたら、即駆除。
…まぁ、あんまり人間や家畜にとってはよろしくない植物なんですけども、こう、あからさまに「ワル/悪」と名前を付けられるあたり、よっぽど嫌われているんでしょうね…。
Wikipediaにもありましたが、コイツには除草剤が効きにくいので、ニュースでは確かバーナーで燃やしてい駆除している…だったように覚えています。
畑や自宅の庭などで見つけた場合は、即駆除した方が良いようです。
雑草駆除