プールは泳ぐだけじゃない。 | コネタノート

元スイミング・スクールコーチの独り言 4本目

コーチの独り言アイキャッチブログ

はい、今日も押してます。スミマセン…。

プールに来られる人の中には「泳ぐことは目指してないけど、足腰に負担をかけずに運動したい」という方がいらっしゃいます。

そういう方向けに、プールプログラムには、「ファン系プログラム」というものが用意されていました。
※なお、この「ファン系プログラム」という呼び方は、ユキノジが当時勤めていたスポーツクラブでの呼び方です。

大きく分けて「アクアビクス(水中エアロビクス)」「水中ウォーキング/ランニング」「水中エクササイズ/ストレッチ」の3つがありました。

アクアビクスは意外と過酷

ファン系プログラムの中でも、特に人気があったのが「アクアビクス(水中エアロビクス)」です。スタジオでやるエアロビクスと同じように音楽を流しながら行います。水の中でやるので、振り付けを多少間違えても分かりにくいためか(?)幅広い年代の方に人気でした。

多いときは30人近い参加者が居ました。(プール半分が埋まる)

プールのコース2コースを使用

私が勤めていたスポーツクラブでは、エアロビクスのインストラクターがアクアビクスを指導していました。

陸上でエアロビクスをやる場合は、「空気の抵抗」なんて気にせず行っていますが、これが水中になるとあらゆる動きに「水の抵抗」が付いてまわります。
これがあるおかげで、器具も何も使わずに、個人に応じた負荷を設定できます。

インストラクターは、参加者の様子を見ながら、上の図のような方法で運動の負荷を調整します。
「きつい方はゆっくり~」とか、「しんどかったら手はグーでいいよ~」などです。

アクアビクスは30分間のプログラムなんですが、普通に30分音楽に合わせて運動するだけなのに、研修の泳ぎ込み1時間に匹敵するくらい疲れます。

ですが、会員さん(メンバーさんとも言います)の中には、通称「カエルの手」を装着してレッスンに臨む猛者(失礼!)もいらっしゃいました。

着けているだけで「上級者感」

「アクアビクス」は、スタジオでは「盆踊り状態」になるのが恥ずかしい…という方でも大丈夫なので、ぜひ挑戦してみてください。


浮力があるからできること。

最初にも書きましたが、水中では「浮力」が働くため、足腰に負担をかけずに運動ができ、陸上では難しい動作も容易に行えます。また、「水の抵抗」を利用して、器具・機械などを使わずに負荷を調節できる利点があります。

2の「内転筋の運動」などは、太ももの動かし方だけで負荷が変えられます。(動作の大きさ・速さ)

イラストで示したような動きは、水中ならではです。陸上でこのような体勢を取るときは、支えなしには難しく、転倒の危険もあります。

スポーツジムのマシンなどは苦手…という方でも、難しい操作なしに負荷が変えられるので、水中での運動はおススメだと思います。


これから暑くなってくると、プール利用者が増えてくるんですよね。それはそれで喜ばしいことなのですが、中には「トンデモ」なメンバーさんも来たりするわけで…。

次回はそういった「プールこぼれ話」などを。