80’sにおける”サマーソング”
先日、スカパーで特集が組まれていたのをチェックしました。
「そんなに、80’sで夏を前面に押し出した曲ってあったかなぁ。」
日本なら、バンドだとTUBEとか、歌だと「夏祭り」とタイトルや歌詞に夏が入った歌は山ほどあるんですけど、洋楽だと、ビーチボーイズかブライアン・アダムスの”Summer of ’69″くらいしか思い浮かばない…。
そもそも、西洋では四季の感覚もあいまいなわけで。
この番組でオンエアされたのは以下の曲。
- Club Tropicana/Wham!
- It’s a Miracle/Culture Club
- Love Plus One(渚のラブ・プラス・ワン)/Haircut 100
- King of Rock’n Roll/PREFAB SPROUT
- Whenever you need somebody/Rick Astley
- Head over Heels/The Go-Go’s
- Boys (Summertime Love)/Sabrina
- Rhythm of the Night/De Barge
- Save a Prayer/Duran Duran
- The Boys of Summer/Don Henley
- If this is it(いつも夢見て)/Huey Lewis & The News
- Summer of ’69/Bryan Adams
- Red Red Wine/UB40
- Long Hot Summer/The style council
- Rio/Duran Duran
- Karma Chameleon/Culture Club
- Club Tropicana/Wham! ←なぜかダブり。
- Cuel Summer/Bananarama
- Locomotion/Kylie Minoge
- Bad Boy/Miami Sound Machine
- Mad About You/Belinda Carlisle
- I wanna dance with somebody/Whitney Houston
- Love Shack/B-52’s
- La Isla Bonita/Madonna
- California Girls/David Lee Roth
- I’m still standing/Elton John
- Road to Nowhere/Talking Heads
- Cherish/Kool & The Gang
選曲基準は、海+ビーチ+水着(美女)?
さて、オンエア曲をご覧いただくと、「夏がタイトルにあるor夏っぽい曲調」なのは少な目。むしろ「これはサマーソングなの?」と思えるのが多めだったんですが、それは置いといて。
見ていて気が付いたのが、「とりあえず、海かビーチか水着があれば夏として可」なんではないのかな…ということで、その3要素を含む曲をいくつか挙げて、感想&ツッコミなどを書いていきます。
Club Tropicana/Wham!
イントロ部分に虫の声が入っていて、洋楽にしては変わった趣向の曲です。プロモーションビデオではプールやビーチでオフを楽しむジョージとアンドリューが。(2人はパイロットの設定。ナンパしたお姉さんがCAだったというオチ)
トランペット水に濡れちゃって、壊れないのかな…と心配になります。この頃のアンドリューの髪型がキリっとしてて好きですね。
なぜかこの曲、番組内でダブってオンエアされてます。Karma Chameleonの後に入っていたんですがどうしたんだろう。(?_?)
この曲は、アルバム「FANTASTIC」 に収録されています。
Whenever you need somebody/Rick Astley
一応、海とプール、水着のお姉さんが映っているんですが、いかんせんリック・アストリーがスタジオで普通に歌ってるので夏感が薄まっています。ビデオに登場するこのお姉さん、いい女を気取っているのですが、ビーチでつまずいて転んだり、ボーイさんにぶつかってプールに落っこちたりとちょっとトホホなところがカワイイ。
Boys (Summertime Love)/Sabrina
これはもう、ちょっと目のやり場に困るプロモーションビデオですね。サブリナが白のチューブトップの水着を着てるんですが、プールでちゃぷちゃぷやってると、きわどいとこまでずり下がってきてるんですよ。ポロリ(古っ)すれすれです。しかも色が白だから微妙に透けているという。(゚Д゚;)
Save a Prayer/Rio Duran Duran
特に夏を前面に押し出してはいませんが、「海+ビーチ+水着(美女)」は満たしています。ロケ地はスリランカだそう。
個人的には、これにHungry Like The Wolfも加えて、デュラン プロモーションビデオ三部作にしたいところです。
なんとなーく、どれもアンディのショットが少なく思えるのは、気のせいでしょうか。
If this is it(いつも夢見て)/Huey Lewis & The News
海+ビーチ+水着(美女)の3点セット映像ですが、歌っているご本人たちが水着でないのがポイント。ヒューイ以外のメンバーは砂浜に埋められたりしてます。ラストは某サメ映画の仕掛けが。
California Girls/David Lee Roth
いやもう、登場するお姉さま方のスタイルが良すぎます。デイブのキャラクターなのでしょうか、そういうお姉さま方との絡みもあんまりいやらしくならないのは不思議。あと、素肌にオーバーオールが似合うのは、この方以外に思いつかない。
海+ビーチ+水着(美女)の映像でなくても夏っぽいので推したい曲。
Long Hot Summer/The Style Council
ポールとミックのお二人がただ川遊びをしている映像なんですが、全体的に、夏の昼下がりのけだるい雰囲気が漂っています。イギリスは涼しいんだろうな。
このプロモーションビデオを見て、絵本「ガンピーさんのふなあそび」を連想したのは私だけだろうなぁ。あんなに動物は乗ってきませんけども。
ちなみに、ファンは「スタイル・カウンシル」を、スタカンと呼んでいるというのを初めて知りました。(◎_◎;)
Road to Nowhere/Talking Heads
凝った映像も見どころなんですが、ちょっと力の抜けた緩いリズムが夏の昼下がりに合います。ノープランのドライブBGMに良さそう。
歌詞の和訳を探していたら、この曲を初音ミクが歌っているのを見つけてビックリ。本家と聞き比べてみてください。
おまけ 水着、栄枯盛衰
水着一つとっても時代の流れを感じます。モデルの女性がもれなく着用しているのは、当時流行していた「ハイレグ水着」。
パレオなんてまとってる守りの姿勢の方は一人もいません。もう、キレッキレです。

やっぱり西洋人と日本人じゃ骨盤の形が違うからでしょうか、多少垂れたり大きくてもサマになるよなぁと見ていました。
そう考えると、岡本夏生は日本人離れしてたんですねぇ。