知的・発達障害がある息子との日常をメメントしています。 | ページ 2 | コネタノート

思うこと、色々

こだわりとワーキングメモリー

2018.4.8

息子は、ややこだわりが強く、ある特定の物(シール・ストロー・車のチラシなど)に興味を示します。
それらを毎回同じやり方で工作の材料にした後は、ぐちゃぐちゃにして放置…というのがいつものパターンです。
そのため、うちは何かしら紙屑やセロテープのカスが散らかっている状態です。
浅めのトレイを用意して、「この中にはさみで切ったものや、テープで貼るのを失敗したものは入れて、後でまとめてごみ箱に捨てるように」とは言い聞かせていますが、まぁ、ADHD(注意欠陥・多動)があるので、ごみ箱のまわりはこぼし放題です。あんまり意味ないかも。(笑)

他から見ると、理解不能なこだわり。

あと、なぜかは分かりませんが、車のサイドミラーとサンバイザー、ワイパー、スニーカーの紐にもこだわりがあって、特に車のサイドミラーは駐車時に必ず折り曲げないと不機嫌になります。
サンバイザーやワイパーなどは、私の「この位の雨(or眩しさ)なら平気」なレベルと息子のそれが違うようで、普通は「はいはい」とスルーはしていますが、やはり私の虫の居所や体調が悪かったりすると、
「運転しとるのは母さんだから!!ちょっと黙ってて!!」頭ごなしに怒ったりもしますね、良くないです。

スニーカーの紐も、自分でやるとぎゅうぎゅうに締め付けて、挙句縦結びにしてしまって、それが気に入らないものだから、 ずっと玄関先で結びなおしていたり、 他人の紐がちゃんと結べているかチェックしに行ったり。結構うんざりします。
マイブームと言ってしまえば良いんですけど、程度問題ですよね。

外付けハードディスクとか、USBメモリー代わりになるものは?

うんざり、と言えば、息子はワーキングメモリー(作業や動作に必要な情報を一時的に記憶し処理する能力)が低く、同じことを何度も聞いてきます。
これも、自分が忙しい時とか他に何かしていたりする時にやられるとかなりイライラします。
だから、絵カードとか、色々やってた事もありますが、途中で飽きるんでしょうか、そういうのをやっても結局やめてしまいます。
そうですね、あと他には、ご褒美シールとか、付箋スケジュールだとか。

中途半端に理解力があるから、だんだんと「手抜き」をすることを考えてくるんですよ。
明らかにダメな場合は「シールあげない」になるわけですが、今度はそれが気に入らなくてかんしゃくを起こして物に当たる…、 の無限ループになってしまうので、最近ではデイサービスの利用日をカレンダーに記入する位になってしまいました。

ペアレントトレーニングの本とか、息子が幼稚園くらいの頃は良く読んで実践していたんですけど、思ったような成果が出なくて現在に至っています。
で、結局小言は減らずじまいで神経は減っていく…な日々です。

しんどいですね。


散髪

2018.4.17

久しぶりに息子の髪を切りました。一年くらい伸ばしてた(というより、切らせてくれなかった)のですが、
これから暑くなるし、おでこのニキビも酷くなってきたので、何とかなだめすかして散髪しました。
昨日、ひいおばあちゃんに「女の子みたいやな」と言われたのがちょっとショックだったようで、 自分から「かあさん、ぼく今日がーがーする。」と宣言してきたのです。
(ちなみに”がーがー”というのは、ユキノジ宅では”バリカン・散髪”の意)

ワタクシは理容・美容師免許は持ってないんですが、旦那さんが「散髪屋に行くのが面倒」ということで、 結婚当初からバリカンでカットしています。
息子は今でこそ何とか大人しく座っていることができますが、ほんの数年前までは座っていることはおろか、 バリカンの音を聞いただけでもダメで、当然理髪店には行くことができません。
なので、家の風呂場で悪戦苦闘しながらカットしていました。

ところが、去年、中学入学間近になって突然「かあさん、今日がんばってがーがーする。」と言い出すではありませんか。
半信半疑で道具一式を用意していざ始めてみると、多少落ち着きはないものの、何とか最後まで座ってカットすることができたんですね~。
今までが今までだったので、「…何か、企んでる?」とこちらが不安になりました。

ですが…。

その後、カットすると言い出すことはなく、一年が過ぎたのでした…orz


先日、サイト登録している「LITALICO(リタリコ)発達ナビ」さんより、【散髪についてのアンケート】というメールが来まして、 回答させていただいたんですが、以前の息子のように理髪店に行けなくて困っている子が多いんだなぁと思いました。

「どこに行くのも気を遣うよね…」(;´Д`)はぁ。

アンケートには、訪問でしてくれたら利用するか、といった設問がありましたが、それもどうなんだろう?
来ていただいたところで、知らない人にびっくりして、パニックになったりすることの方が心配かも。
理容師さんが発達障害の専門とかいうなら、話は違うかもですが。あんまり(ほぼ)かぶらない分野だから、 現実的じゃないような。

例えばメーカーさんが努力して、音の静かなバリカン、切った髪の毛がチクチクしないシャンプーハット的な何かを開発して、 専門の先生がなるべくパニックにならない方法を考えて、理容師の人なんかが家庭でのカットのコツを監修した動画なんかをセットにして みたら、意外と売れるんじゃないかなぁ。(あくまで個人の意見です)…などと思ったりしたのでした。


[補足]  2018.5.9

先日、NHKで朝、「発達障害」についての番組を放送していました。
その中で、発達障害のある子(人)に配慮した美容院というのを紹介していました。
絵カードやタイマーなどを使ってカットをしていました。同業の方にも、こういった仕組みを紹介しているそうです。
こんなふうに、理解がある人が増えていくといいですね。


おさそい

2018.5.9

夕方、息子が放課後デイサービスから帰宅してしばらくすると、玄関チャイムの音がするので出てみると、小学校低学年位の男の子が立っていました。
「〇〇くん(息子の名前)、いますか?公園で一緒にあそんでもいい?」
その子の顔に見覚えがあったので、
「君はデイサービスで一緒の〇〇君かな?」と尋ねると、
「うん。」と答えます。

居間でテレビを見ていた息子に「〇〇君が遊びたいって来てるけど、どうする?」ときくと、
「遊びたい、お母さん、行っちゃダメかな」と言うので、6時までなら、と約束して遊びに行かせました。


送り出したは良かったけど、ケンカしてないかとか、遊んでいて気に入らないことがあって、
その子に暴力とか意地悪をしていないか、中学生が小学生と遊んでて変に思われないか、
はたまた6時に帰って来るんだろうか…色々と気にしているうちに約束の帰宅時間になりました。

「ちょっと様子を見に…」と思っていると、「ただいま」と息子の声が。

「あー、遊んだ。楽しかった、疲れた。」
と満足げで帰宅しました。

「ケンカとか意地悪してないやろうね、何して遊んだの?」と尋ねると、
「ブランコ。」と一言だけ。
(息子は時系列で物事を思い出すのが苦手です)
様子から見るに、ケンカなどはなさそうだったので、少し安心しましたが…。

今まで、放課後に他の子から「遊ぼう」と誘われることはなかったので、親としては嬉しいような、 でも上手く遊べるだろうか不安…という複雑な気持ちで過ごした1時間でした。