知的・発達障害がある息子との日常をメメントしています。 | ページ 3 | コネタノート

思うこと、色々

冠婚葬祭のこと

2018.6.17

先日、私の父の一周忌法要がありました。
息子も連れて帰省しましたが、やはり法要には参加できず、独り2階でずっとゲームをしていました。

息子のような特性があると、ただでさえ慣れない場所に行くことがストレスになる上に、知らない人 (私のおじや、おば、お寺関係の人など)が来る、 お香の匂いや木魚・りんの音など、いつもと違うシチュエーションに身を置くのは相当にキツイと思います。

こういった冠婚葬祭のような、「集団で何かする」的な行事に参加できない、 発達障害的な特性を持った子供や大人がこれから先増えていくんじゃないか?去年や今年の息子の様子を見てそう思いました。

冠婚葬祭に加えて、地域の様々な行事があったりします。
息子のような特性を持つ子の親にとってはかなりなプレッシャーかと思います。

どこにでも、口の悪い人というか、昭和の価値観を振りかざす人というのか、そういう人がいるので、「わがままだ・躾がなっていない」 とか言われてショックを受けて、身内や近所と疎遠になっている、という話も見聞きします。

幸い、私の親戚筋にはそういう人は居なくて、(というか、何となく暗黙の了解になっているのかも) “ユキノジちゃんとこの子供はアレだから…”みたいな、言うのが憚られる的な感じか?)
息子の年齢不相応な振る舞いも適度にスルーしてくれているので、それはそれで有難いのかも知れません。

去年の葬儀や、今年の法要を見ていて思ったのが、
「果たして息子は親が先立った時に、”悲しい・寂しい”という気持ちを持ってくれるのだろうか?」という事。

去年、私の父が亡くなった時に、息子は「じいちゃん、いつ起きるの?」みたいな発言をしていました。
幼い子が言うならまだしも、中学生がそういう事を言うのは、ドン引きですよね…。

気持ちの表現の仕方が分からなかったとしても、私が居なくなって「かあさん、いない」みたいな言葉で終わってしまうのだったら、親としては (書いていて辛くなってきた…)ちょっと何か寂しいというのか空しいというのか…。

やっぱり、他者に共感するとか、そういうところが弱いから仕方ないのかなぁ…。


言い換え辞典が欲しい。

2018.7.24

昨日は息子の誕生日でした。14歳になったので、本来ならエヴァンゲリオンに乗れる年なんですけどねー。(乗らないですけど 汗)
相変わらず車のサイドミラーとバイザーのこだわりが止まりません…。2020年には民法改正で一応【成人】ということになるのになぁ。

曖昧表現の明確な目安を示してくれたら…。

発達障害の子供を育てていると、必ずぶち当たるのが「言い換え問題」だと思います。(アドリブで作りました)
例えば、「ちょっと」とか「適当に」、「いい感じに」等々。

こういった曖昧な表現を皆さんはどういう風に言い換えていますか?
具体的な時間や量を言う、見本を見せる、という風にされているかとは思います。
まだ自分が落ち着いていて、気持ちに余裕がある時は良いんですけど、慌ててたりとかしてたら、とっさには 言い換えが思いつかない時があって、「ちょっと、は、ちょっとだってば!!怒」と声を荒らげる事もしばしば…。

自分の語彙力のなさを棚に上げて言いますが、定型発達側の人間からすると、「ちょっと待って」は、「ちょっと待って」でしかないんですよね。具体的にどうと言われても困るというのか。それが正直なところです。

日本語の特徴なのだろうけど、曖昧表現が多すぎて明確な指標が定型発達側からも分からないというのが厄介なところです。

曖昧表現は、特に自閉症スペクトラムの方とかアスペルガーの方には
「それは具体的に言ってもらわないと分かりません。」的な表現なんですよね。
私たちからすればどうってことない(ああこの、どうって言うのも曖昧…)表現ですけども。

確か『楽々かあさん』の本に、言い換え方一覧があったような…。
ありました♪ こちらです。

青い表紙の方…
「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て方法」
¥1,728

黄色い表紙の方…
「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる108の子育て方法」
\1,620

どちらも、大場美鈴 著 / 汐見 稔幸 監修 ポプラ社 刊


この本に掲載されている「言い換え一覧」をはじめ、各種ツールはダウンロードできるものがほとんどです。

あー…でもなぁ。

これ、とっさには出て来ない、多分。(個人の感想です。)
何だろう、曖昧表現の言い換えは英語か何かの外国語だと思って覚えるしかないのかなぁ。


「この位でいいんじゃね?」が通じない。

とかぶつくさ言っていると、料理番組を見ていた息子が

「かあさん、“適量”って何?」とポツリ。

「!!!」

そう、これです! いっっっちばん言い換えに困る単語が満載の
【料理番組】!!

分量の表記から始まって、作り方の手順、材料の切り方、盛り付けに至るまで曖昧表現のオンパレード。

息子は料理番組が好きでよく見てるんですが、一番返答に困るのが、「適量」という表現です。
ひとつまみ、だとか、少々は何とか具体的に説明できても、「適量」は…。うーん。「適当な量」つまりは作る人の「こんぐらいじゃね?」 という感覚に委ねられている訳で。それは人によっても違うし。

このくらい〇〇を入れたら、××な味になる、~な見た目になる…という事が感覚として理解できていなければ(想像できなければ) 「適量」という表現は意味を成さないんですよね、恐らく。(-.-)

料理関係の「言い換え辞典」もぜひ作って欲しいところです。


ボッチャ大会

2018.8.9

昨日は、息子の通う支援学校が登校日でした。例年、放課後にPTAの親睦スポーツ大会が催されていて、
去年まではミニバレーボールを行っていました。
ですが、ここ数年の猛暑と競技がマンネリ化していて、保護者の参加数も減少していました。
何か誰でも簡単に取り組めて、目新しい競技をしてみてはという事で、パラリンピックの種目になっている 「ボッチャ」をすることになりました。

「ボッチャ」とは?

赤と青の、女性の握りこぶし大のボール(お手玉のような感触)を、ジャックボールという白い目標ボールに向けて投げて、どれだけ近くに たくさん投げられたかを競うゲームです。感じとしてはカーリングに近いです。

ジャックボールの近くに寄せるように自分のチームのボールを投げるだけなのですが、これが意外と難しいんですよ。まず、ボールの動きが予測できない。
力加減もよく分からないんで、あらぬ方向に行っちゃったりとか…。

これがミニバレーだと、普段からスポーツやってる人とそうでない人の技量が違いすぎたりするんですが、ボッチャだと 「いかにも運動ができそう」な人も大暴投したりして、見ている方も楽しめます。

激しい動きがないので、ケガの心配も無用ですし、コートも小さくてネットなんかも要らないので、準備や後片付けも負担が少ないです。
健常者はもちろん、障害者・高齢者の方も無理なく行なえます。

これでパラリンピックでボッチャの競技がある時はドヤ顔で解説できますわ~(ないないない)
けど、今日参加した人に面白さが伝わったのは良かったと思います。